ドラッグストアのプライベートブランド(PB)は、「価格重視」の時代から設計思想で選ばれる存在へと進化しています。中でもマツモトキヨシのPBスキンケアは、成分構成や処方背景にまで踏み込むと、30〜40代のスキンケア選びで参考にしやすいラインナップがそろっていることが分かります。
本記事では、マツキヨPBが“なぜ成分重視派からも評価されているのか”を軸に、
W/MAAA/レシピオ/INJESKの3シリーズを事実ベースで解説します。
■ matsukiyo W/MAAA| 肌悩み別に設計された、目的特化型シリーズ
W/MAAA(ウィズ メソッド トリプル A)は
「肌悩みごとに処方設計を変えたシリーズ群」で、現在3つのラインを展開しています。
シリーズ名とそれぞれに合う肌悩みは
・モイストインテンシブ/アクティブクレンズ:保湿・乾燥対策
・ビタCブライト:明るい印象の肌を目指すケア
・プレシャスソリューション:年齢に応じたケア
となり、それぞれ目的が明確に分かれています。
▼ おすすめアイテム
モイストインテンシブ ローション 150ml 本体/¥1,320(税込)
注目したいのが、
- ナイアシンアミド
- ヒト型セラミド(セラミドNG、NPなど)
といった、角層の保湿環境を意識した成分構成。
ヒト型セラミドは、肌にもともと存在するセラミドと構造が近く、乾燥しがちな肌のうるおいを補う目的で配合されます。
とろみのあるテクスチャーながら、肌なじみは比較的軽やか。
洗顔後すぐの基本的な保湿ステップとして使いやすい化粧水で、
日常的に量を使いたい層にとって、価格と成分のバランスが取りやすい1本です。
■ レシピオ|コーセー共同開発が生む安心感
レシピオは、コーセーと共同開発されているシリーズ。
敏感肌・乾燥肌向けとして、無香料・無着色・アルコールフリーなど複数のフリー処方を実現し、 うるおいのもととなるアミノ酸とセラミドを配合した設計が特徴です。
▼ おすすめアイテム
レシピオ モイストエマルジョン 100mL ¥2,090(税込)
水分と油分のバランスを意識した乳液で、
化粧水後の乾燥しがちな肌をやさしく包み込む設計で使いやすい処方です。
新型コロナウイルス流行時、マスク生活による肌荒れが世間でも話題になった際
生活者の「手軽に購入できる敏感肌・乾燥肌向けの高保湿スキンケアのバリエーションがほしい」という声に応える形で誕生した「レシピオ」ライン。
肌が不安定になりやすい30〜40代にとって安心材料のひとつです。
■ INJESK|超・成分主義、2剤式という新しいスキンケア体験も
INJESK(インジェスク)は、マツキヨPBの中でも成分訴求を明確に打ち出しているライン。
NMNやPDRNなど、話題の成分を全面に出した商品もあります。特に「デュオ ドリップ セラム」は、自分自身で成分を混ぜて使う「2剤式」という構造そのものが特徴です。
▼ おすすめアイテム
インジェスク グルタチオン 10000 デュオ ドリップ セラム 18ml+0.5g/ ¥4,290(税込)
グルタチオン配合の2剤式の美容液。
グルタチオンは水と触れると酸化しやすい性質があり、フリーズドライ技術と2剤式の処方で酸化を抑えた状態で使えるよう設計されています。成分のフレッシュさや使用体験を重視した設計で、肌状態を整えたいタイミングで取り入れる集中ケア向きの美容液です。
マツキヨPBが価格と品質を両立できる理由
マツキヨPBが成分設計に力を入れられる背景として
- プライベートブランドとしての独自企画・開発
- コーセーなど、実績あるメーカーとの共同開発
- 全国規模での展開による安定した供給体制
といった点が挙げられます。
大量広告によるブランディングではなく、
処方設計や成分構成そのものに注力できる構造が、
結果として価格と中身のバランスにつながっていると考えられます。
まとめ:どのシリーズを選べばいい?
マツキヨのPBスキンケアは、
「安いからPB」ではなく、「成分を理解したうえで選ぶPB」へと進化しています。
- ナイアシンアミド・人型セラミドで角層ケアを意識するなら【W/MAAA】
- 肌が揺らぎやすい時の安心感なら【レシピオ】
- 成分重視・2剤式という体験重視なら【INJESK】
30〜40代のスキンケア選びにおいて、
価格と成分の“納得感”を重視する層にとって、マツキヨPBは十分に検討価値のある選択肢と言えるでしょう。



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